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編み物初心者のよくある失敗と対処法|目数・きつい編み目を解決

色とりどりの毛糸が絡まっている様子 初心者ガイド
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編み物を始めたばかりの頃、僕は「なんだか編み目がガチガチに硬い」「気づいたら目の数が全然合っていない」といった失敗を数えきれないくらい繰り返してきました。特に最初に編んだマフラーは、編み進めるうちにだんだん幅が狭くなっていって、できあがったものは見事な台形になってしまいました。

こうした失敗は、編み物をしている人ならたぶん誰もが一度は通る道だと思います。この記事では、初心者がつまずきやすい代表的な失敗を7つ取り上げて、症状・原因・対処法・予防策の順にまとめました。今まさに同じところでつまずいている方の助けになればうれしいです。


初心者がよくハマる7つの失敗

編み物でよく聞く、そして僕自身も何度も経験した失敗を、症状ごとにまとめました。当てはまるものから読んでみてください。

1. 編み目がきつすぎる・ゆるすぎる

症状:編み地を触るとカチカチに硬い。逆に目がゆるゆるで、生地に隙間が目立つ。

原因:糸を引く力加減(テンション)が強すぎる・弱すぎることがほとんどです。編み始めたばかりの頃は力の入れ方が安定せず、段によって締まり方が変わることもあります。かぎ針編みの細編みのように目が詰まる編み方は、特にこの差が出やすいです。

対処法:きつすぎる場合は針を1〜2号太いものに変えると、力加減を変えなくても目がゆるみます。逆にゆるすぎる場合は針を細くします。号数を変えるのが、いちばん手軽な調整方法です。

予防策:本番の作品にいきなり取りかかる前に、試し編み(スワッチ)で自分の手加減を確認しておくと安心です。かぎ針編みの基本の編み方や力加減のコツはかぎ針編みの基本の編み方でも紹介しています。

2. ゲージを確認せずに編み始めてサイズが合わない

症状:編み図どおりの目数・段数で編んだはずなのに、できあがりのサイズが指定と違う(袖が余る、身幅がきついなど)。

原因:編み図が指定しているゲージ(10cm四方あたりの目数・段数)と、自分が実際に編んだときのゲージがずれたまま編み進めてしまったことが原因です。手加減は人によって違うので、同じ糸・同じ号数の針を使っても、指定どおりのゲージになるとは限りません。

対処法:気づいた時点でいったん編むのを止めて、試し編みでゲージを測り直します。ずれていたら針の号数を変えて、指定のゲージに近づくまで調整してから編み直すのが結局いちばん早い解決法です。

予防策:マフラーやコースターのような小物は多少ゲージがずれても大きな問題になりませんが、セーターやカーディガンなど「着るもの」を編むときは、編み始める前に必ずゲージを確認する習慣をつけておくと安心です。試し編みのやり方はゲージの測り方ガイドにまとめてあります。ゲージ定規があると10cm四方の枠が最初から決まっているので、目数・段数を数えやすくなります。

3. 編んでいる途中で目数が合わなくなる

症状:編み図では毎段同じ目数のはずなのに、数えてみると1〜2目多い、あるいは少ない。

原因:目を割ってしまった(1目に2回針を入れてしまった)、うっかり目を編み忘れた、増し目・減らし目の位置を間違えた、といったことが主な原因です。特に模様編みや、増減が続く部分では起きやすいミスです。

対処法:目数がずれた段までさかのぼって、1目ずつ数え直しながら原因の目を探します。見つかったら、その部分だけほどいて編み直すのが確実です。全部ほどくのではなく、ずれた段までピンポイントでほどけると、やり直しの手間が少なく済みます。

予防策:10段ごとなど区切りのいいところで目数を数える習慣をつけておくと、ずれに早く気づけます。段数マーカーを使って区切りの段に印をつけておくと、どこまで編んだか・どこで目数がずれたかを追いやすくなります。段数を数えるだけなら段数カウンターも便利です。

4. 端の目(耳)が汚い・波打つ

症状:編み地の両端がガタガタしていたり、糸がゆるんで穴が空いたように見えたりする。

原因:端の目(立ち上がりの1目目・最後の1目)は、他の目より力の加減がぶれやすい場所です。編み始めと編み終わりで持ち方が変わるタイミングなので、無意識に力が入りすぎたり抜けすぎたりしがちです。

対処法:端の目だけは、他の目よりわずかに意識してテンションを揃えるようにします。表編み・裏編みの向きを毎段同じルールで統一するのも、ガタつきを抑えるのに効果的です。

予防策:端の目の編み方には、編み地をきれいに見せる工夫もいろいろありますが、まずは焦らず1目ずつ同じ力加減を意識しながら編む数をこなすのが、結局いちばんの近道です。編み地の端がきれいだと、あとのとじ・はぎもやりやすくなります。

5. 糸が途中で足りなくなる

症状:作品の残り部分がわずかなのに、手持ちの毛糸玉が終わってしまう。

原因:編み始める前に必要な糸の量を確認せずに編み進めてしまったことが主な原因です。同じ「1玉」でも、毛糸の太さやメーカーによって長さはかなり違うので、感覚だけで足りるかどうかを判断するのは難しいです。

対処法:同じ毛糸・同じロット(染色回)の糸をできるだけ早く追加で用意します。ロットが違うと、同じ色番号でも微妙に色味が違って見えることがあるので注意が必要です。追加が難しい場合は、目立ちにくい位置(脇の下や裏側)で色や糸を切り替える方法もあります。

予防策:編み始める前に、作品の目安糸使用量を確認し、少し余裕を持たせて多めに用意しておくと安心です。毛糸の基本では、糸の太さや素材によって編み心地や必要量の感覚が変わることにも触れているので、糸選びの段階で一度目を通しておくのもおすすめです。

6. 編み間違いに後で気づく

症状:数段、あるいは数十段編み進めてから、ずっと手前の段で編み間違えていたことに気づく。

原因:編みながら都度チェックする習慣がなく、間違いに気づかないまま先に進んでしまうことが主な原因です。模様編みや複雑な部分では、間違いに気づくタイミングがどうしても遅れがちです。

対処法:間違いの段まで編み目をほどいて編み直します。ほどく範囲が広いときは、間違いの手前で安全に止まれる目印があると、それより先までほどけてしまう心配が減って気持ちが楽になります。

予防策:区切りのいい段数ごとに編み図と見比べるチェックポイントを作っておくと、間違いに気づくタイミングが早まります。段数マーカーを模様の変わり目や増減の位置に使っておくのもおすすめです。ほつれ止めを手元に置いておくと、ほどく範囲を決めるときの目印としても使えて安心です。

7. とじ・はぎの仕上がりが汚い

症状:パーツ同士をつなぎ合わせたら、つなぎ目がゴロゴロしていたり、段差が目立ったりする。

原因:とじ・はぎの方法が編み地に合っていない、糸のテンションが均一でない、といったことが主な原因です。とじ方には何種類かあり、編み地の向きによって向き不向きがあります。

対処法:つなぎ目の向きに合ったとじ・はぎの方法を選び直します。糸を強く引きすぎず、均一なテンションを意識するだけでも仕上がりはかなり変わります。

予防策:代表的なとじ方・はぎ方の使い分けはとじ・はぎの基本にまとめているので、パーツを編み終える前に一度目を通しておくと、迷わずに済みます。


まとめ

失敗主な原因対処法
編み目がきつい/ゆるいテンションが安定しない針の号数を調整する
ゲージを確認せずサイズが合わない手加減と編み図のゲージがずれている試し編みでゲージを測り直す
目数が途中で合わなくなる目を割る・編み忘れ・増減目のミスずれた段までほどいて編み直す
端の目が汚い端の目だけ力加減がぶれる端のテンションを意識して揃える
糸が途中で足りなくなる必要量を確認せず編み始めた同ロットの糸を追加、または目立たない位置で切替
編み間違いに後で気づく都度チェックする習慣がない間違いの段までほどいて編み直す
とじ・はぎが汚い方法が編み地に合っていない向きに合ったとじ方を選び直す

編み物の失敗は、経験を積むごとに少しずつ減っていくものだと思います。僕自身、ここに挙げた失敗はどれも一度は通ってきた道です。うまくいかないときほど焦らず、1つずつ原因を確認しながら編み進めてみてください。

これから編み物を始める方は編み物の始め方、道具をまだ揃えていない方は編み物超初心者が最初に揃えるべき道具5選もあわせてご覧ください。

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