編み物を始めようと思っても、何を揃えればいいのか迷うことは多いと思います。この記事では、最初に買うべき道具を5つに絞って紹介します。どれもAmazonで手軽に購入できるものです。
棒編みとかぎ針編み、どちらを始めますか?
編み物には大きく「棒編み」と「かぎ針編み」の2種類があります。どちらを始めるかによって必要な道具が変わりますが、この記事ではどちらにも共通して使う道具と、それぞれに必要な道具を合わせて紹介します。
最初に揃えるべき道具5選
1. 棒針
棒編みの基本となる道具です。初心者には4〜6号の太さが扱いやすくおすすめです。セット販売のものを選ぶと、さまざまな太さを試せるので効率的です。
選び方のポイント
- 竹製は軽くて滑りにくく、初心者に向いています
- 金属製は滑りがよく、慣れてきたら使いやすい
2. かぎ針
かぎ針編みの基本道具ですが、棒編みをする方にも1本持っておくことをおすすめします。 編んでいる途中に目を落としてしまったとき、かぎ針があると簡単に目を拾い直すことができます。最初は5〜6号から始めるのが無難です。
選び方のポイント
- グリップ付きのものは長時間使っても疲れにくい
- セット販売で複数サイズ揃えるのがコスパよし
3. 毛糸
道具ではありませんが、最初に選ぶ毛糸は仕上がりを大きく左右します。初心者には並太〜極太のアクリル毛糸がおすすめです。
選び方のポイント
- アクリル素材は洗濯しやすく扱いやすい
- 明るい色は目が見やすく編みやすい
- 毛糸と針の号数を合わせることが大切
毛糸の素材や太さの選び方は、編み物を始める前に知っておきたい毛糸の基本でくわしく解説しています。
4. とじ針
編み終わった後の糸始末に使います。地味ですが必ず必要になる道具です。先が丸くなっているものを選びましょう。
選び方のポイント
- 太さが違うものがセットになったものが便利
- 100円ショップでも手に入りますが、Amazonのセット品がコスパよし
5. はさみ
糸を切るための道具です。専用のものでなくても構いませんが、小さくて持ち運びやすいものが便利です。
選び方のポイント
- 手芸用の小さいはさみが使いやすい
- 持ち運び用のケース付きだとなおよし
慣れてきたら揃えたい道具
基本の5つに慣れてきたら、次のステップとして以下の道具を揃えると編める作品の幅が広がります。
輪針
帽子・靴下・セーターなど筒状のものや幅の広いものを編むときに使います。棒針2本の代わりに1本で完結するので目が落ちにくく、慣れると非常に使いやすい道具です。コードの長さが何種類かあるので、作るものに合わせて選びましょう。
向いている作品
- 帽子
- セーター・カーディガン
- スカーフ
4本針・5本針セット
小さな輪を編むときに使います。輪針では編みにくい小さなサイズのものに向いています。
向いている作品
- 靴下
- 指なし手袋
- 小物
道具選びでよくある質問
Q. 竹製と金属製、どちらの針がいいですか?
編み物に慣れないうちは、糸が滑りにくい竹製や木製の針のほうが扱いやすいと感じる方が多いです。金属製は針同士の滑りがよく、慣れてくるとテンポよく編めますが、編んでいるときにカチカチと音がすることがあります。プラスチック製は軽くて扱いやすいのも魅力です。素材ごとの違いは棒針・かぎ針の選び方の記事でくわしく紹介しています。
Q. 安いセットで始めても大丈夫ですか?
大丈夫です。編み物は実際にやってみないと自分に合うかどうかわからないので、最初は手に入りやすいセットで試してみると安心です。しばらく編んでみて続けられそうだと感じたら、そのとき実際によく使っている号数だけを、より使いやすいものに買い足していけば十分だと僕は思います。
Q. 号数の見方がわかりません
日本の針は「号」という単位で表され、数字が大きいほど太い針になります。一方、海外のパターンやサイトでは針の太さをmm(ミリ)で表すことが多く、海外の動画ではmmやUSサイズで説明されることもあります。号数とmmの対応や海外の呼び方は、棒針・かぎ針の選び方の記事の対応表と、編み物の英語用語をカタカナで読む記事を先に見ておくと安心です。
Q. 左利きでも同じ道具で大丈夫ですか?
棒針編みは両手を使って編み進めるので、道具はそのまま同じものを使い始める方が多いです。かぎ針編みの場合は、右手用に作られた動画を左手で持ちながら、鏡に映すように見て真似する方法があります。どちらの編み方でも、道具そのものを左利き用に買い直す必要はありません。
Q. 棒針とかぎ針、両方買うべきですか?
まずはやりたいと思うほうの道具を1つ揃えれば十分です。ただ、棒針編みを選んだ場合でも、かぎ針が1本手元にあると落としてしまった目を拾い直しやすく、持っておくと安心という声もあります。気になる編み方から始めて、必要になったタイミングでもう一方を追加していけば問題ありません。
道具の保管とお手入れ
編み物の道具は、ちょっとした保管の工夫で長持ちします。竹製や木製の針は乾燥した環境に長く置いておくと割れてしまうことがあるので、使わないときはケースやポーチに入れておくと安心です。とくに細い号数の針は折れやすいので、僕は他の針とまとめて雑に扱わないよう気をつけています。
金属製の針は湿気の多い場所に置いておくと錆びが出ることがあるので、乾いた場所で保管するのがおすすめです。先端が傷んでしまうと編み目を拾いにくくなるので、他の道具とぶつからないようにしておくのも大切なポイントです。
はさみは工作用など他の用途と兼用せず、糸を切る専用にしておくと切れ味が長く保てます。とじ針は小さくて引き出しの中で行方不明になりやすいので、専用のケースや針山にまとめておくと、必要なときにすぐ取り出せて便利です。
編みかけの作品を置いておくときは、目が針から外れてしまわないように輪ゴムや針キャップで止めておくと安心です。持ち運ぶときは袋に入れておくと、他の荷物に引っかかって毛糸が絡まるのを防げます。段数マーカーや針キャップといった小物はあると便利な編み物グッズの記事で、編み目の大きさを測るゲージ定規については編み物のゲージの記事であわせて紹介しています。
道具が揃ったら最初に作ってみたいもの
道具が一通り揃ったら、まずは「まっすぐ編むだけ」で仕上がるものから挑戦してみるのがおすすめです。棒針編みなら、表目だけで編み進めるガーター編みのマフラーが定番で、初心者向けの簡単マフラー&スヌードの記事で紹介している動画を見ながら編むと進めやすいです。かぎ針編みなら、細編みだけで作れるコースターが小さくて完成させやすく、コースター&小物の記事がヒントになります。
小さな作品でも最後まで編み上げられると、道具の使い方や糸の扱いが自然と身についてきます。編み始めてすぐに目数が増えてしまったり、編み目がきつくなったりするのはよくあることなので、気負わずに進めて大丈夫です。作り始める前に編み物初心者のよくある失敗と対処法の記事を読んでおくと、つまずいたときも慌てずに対処できると思います。
まとめ
| 道具 | 初心者おすすめ | 予算目安 |
|---|---|---|
| 棒針 | 竹製セット・4〜6号 | 1,000〜2,000円 |
| かぎ針 | グリップ付きセット | 1,000〜2,000円 |
| 毛糸 | 並太アクリル | 500〜1,000円 |
| とじ針 | 各サイズセット | 300〜500円 |
| はさみ | 手芸用小型 | 500〜1,000円 |
| 輪針 | 慣れてから | 1,500〜3,000円 |
| 4本・5本針 | 慣れてから | 1,000〜2,000円 |
まずは基本の5点を揃えて編み物をスタートし、作りたいものが増えてきたら輪針や5本針を追加していきましょう。
道具が揃ったら、編み物の始め方|初心者が最初にやることもあわせてどうぞ。何から手をつければいいかを順番に解説しています。
道具と一緒に揃える毛糸選びは、初心者におすすめの毛糸5選|用途別の選び方つきもあわせてどうぞ。
