編み物を続けていると、毛糸えらびが本当に楽しくなってきます。僕も手芸店に行くと、毛糸の近くに貼られた号数ポップをつい見て回ってしまいます。とはいえ、始めたばかりの頃は種類が多すぎて「結局どれを買えばいいの?」と迷いますよね。
この記事では、編み物初心者の僕が実際に使ってきた経験から、用途別におすすめの毛糸を5種類にしぼって紹介します。素材や太さの基本的な考え方については編み物を始める前に知っておきたい毛糸の基本で解説しているので、あわせて読んでみてください。
毛糸を選ぶときの3つのポイント
細かい話に入る前に、初心者が毛糸を選ぶときに見るべきポイントは3つだけです。
- 素材(アクリル・ウール・コットンなど)
- 太さ(並太・極太などの号数)
- ラベルの推奨針号数(合う針の号数が書いてある)
この3つさえ押さえておけば、大きな失敗はありません。それを踏まえて、僕のおすすめを見ていきましょう。
1. アクリル毛糸(並太)|まず最初の一玉に
最初の一玉には、やっぱりアクリルの並太がおすすめです。安くて扱いやすく、失敗を恐れず何度でも編み直せるので、練習にいちばん向いているからです。
僕も編み始めの頃は、明るい単色のアクリルを何玉も使って練習しました。ほどいても傷みにくいので、気楽に「まず一枚編み切る」経験を積めたのが大きかったです。
こんな人・作品におすすめ
- とにかく編む練習をしたい
- コストを抑えて色々試したい
- マフラーや簡単な小物の一作目
2. ウール毛糸(並太)|秋冬の防寒小物に
秋冬の帽子やマフラーを編むなら、僕はウールを選びます。編んでいるときの手ざわりと弾力が気持ちよく、仕上がりも暖かいからです。
特に輪針でぐるぐる帽子を編むときの編み心地が好きで、寒くなると毎年つい手が伸びます。ただし洗濯に注意が必要なものが多いので、そこだけラベルの洗濯表示を確認してください。
こんな人・作品におすすめ
- 帽子・マフラーなど秋冬の防寒小物を編みたい
- 編み心地の良さを味わいたい
- 天然素材の風合いが好き
3. コットン毛糸|春夏小物とあみぐるみに
春夏の小物や、あみぐるみを作るならコットンです。形がきっちり安定するので、パーツを編んで組み立てるあみぐるみと特に相性がいいんです。
僕が編み物を始めたきっかけは、姪っ子の誕生祝いにかぎ針であみぐるみを作ったことでした。そのときに使ったのもコットン系の糸です。アクリルやウールに比べると少し重くて張りがあるので、慣れてきてから挑戦するのがおすすめです。
こんな人・作品におすすめ
- 春夏の小物やエコバッグを作りたい
- あみぐるみを作りたい
- ナチュラルな素材感が好き
4. 極太毛糸|すぐ完成させたい人に
「一作目でとにかく完成の達成感を味わいたい」という人には、極太毛糸がおすすめです。少ない段数でぐんぐん編み進むので、あっという間に形になって、途中で飽きにくいからです。
太い糸は太い針とセットで使います。号数の合わせ方は毛糸の基本で説明していますが、極太ならラベルの推奨号数どおりの太い針を選べば大丈夫です。挫折しにくいので、最初の作品としても心強い味方です。
こんな人・作品におすすめ
- とにかく早く完成させたい
- ざっくりした風合いが好き
- 太い針でダイナミックに編みたい
5. 靴下用毛糸|作品の幅を広げたくなったら
少し慣れてきて「次は靴下に挑戦したい」と思ったら、靴下用の毛糸を選びましょう。丈夫さのためにナイロンが混ざっているものが多く、細い分きれいに仕上がるのが魅力です。
僕は靴下や帽子など筒状のものは輪針で編むことが多いです。細い糸は最初こそ目が見えにくく感じますが、色の変化が楽しい糸も多くて、編んでいて飽きません。基礎に慣れてからの一歩目にぴったりです。
こんな人・作品におすすめ
- 靴下編みに挑戦したい
- 細い糸できれいな仕上がりを目指したい
- 色の変化がある糸を楽しみたい
毛糸を選ぶときの注意
どの毛糸を選ぶときも、ラベルに書かれた推奨針号数を確認することだけは忘れないでください。針と糸の号数が合っていないと、編み目がきつくなったりゆるくなったりして、仕上がりサイズが変わってしまいます。
慣れてきたら、あえて推奨より大きい号数の針でざっくり編むのも楽しいですが、まずはラベルどおりから始めるのが安心です。可能なら一度実店舗で実物を手に取り、質感を確かめてから、同じものをAmazonでまとめ買いすると失敗が減ります。
まとめ
| 毛糸 | 向いている作品 | 初心者おすすめ度 |
|---|---|---|
| アクリル(並太) | 練習・マフラー・小物 | ◎ |
| ウール(並太) | 帽子・マフラーなど秋冬物 | ◎ |
| コットン | 春夏小物・あみぐるみ | ○ |
| 極太 | すぐ完成させたい作品 | ◎ |
| 靴下用 | 靴下・細めの作品 | ○ |
まずはアクリルの並太で編む楽しさに慣れて、作りたいものに合わせて少しずつ手を広げていくのがおすすめです。毛糸が決まったら、編み物超初心者が最初に揃えるべき道具5選で道具も確認して、編み物の始め方|初心者が最初にやることで実際のスタート手順を見てみましょう。

